今日の○○

フィクション?ノンフィクション?

     前編はコッチ → JAPON


カジキを連れて家に帰り、冷静になってカジキのこれからのことを考えた。
近くに犬の斎場がみつかり、電話を掛けた。
明日は全てうまっているため、明後日で予約をした。
カブカブが気を利かせて花とお線香を持ってきてくれた。
その夜はカジキの側に布団をひき、ブルーとコテツと休んだ。

翌日のこと。
「明日からはコッペといっぱい遊べるよ
 ずっと一緒だからね
 でも今日はカジキと一緒に静かに過ごそうね」
そうコテツに言ったことが忘れられない。

何をするにも先住犬のカジキを1番にしてきた。
だからコッペには寂しい思いをさせてしまったと思う。
本当に愛おしくてかわいいコッペだった。

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                      カブリモノも似合うコテツ

もう5年も経つのに。
まだ言葉にするのが辛い。
人生で一番後悔していること。
コテツが逝ってしまったこと。

まだどうしてもダメだ。
今でも思い出すだけで辛い。
まだ心の整理ができない。

カジキとコテツが並んで寝ていた。
寝息が聞こえてきそうなくらい穏やかな顔で。
触ると冷たかった。

翌朝、カジキとコテツを車に乗せ、ブルーとともに向かった。
そしてカジキとコテツ、同時にさよならを言った。

今も涙が止まらない。
こればかりは時間が解決なんてしてくれない。
コテツに会いたい。


凹んだまま何も手につかないが、
1月下旬、ぽぺこの治療が開始された。
副作用に悩まされ、気晴らしも何もない。
ブルーはただただ黙々と寝た。
この頃からブルーは一日20時間睡眠状態だった。

今まで賑やかだったのに突然1匹になってしまったブルー。
そんなションボリしたブルーを見てぽぺこもションボリ。

事情を知っていたコテツのブリーダーさん。
ぽぺこの支えになってくれた。
本当にありがとう。

このままではぽぺこもブルーもモヌケの殻だ。
ブリーダーさんの言葉に甘えようと決めた。
そして2月。
ダイゴが我が家に参入。


何度か体調を崩して入院もした。
ぽぺこが入院をするとダイゴが体調を崩し下痢になる。
そんな甘ったれの弱虫ダイゴをみていたら「ぽぺこが頑張らなきゃっ」
て思えるようになってきた。

7月
抗がん剤・抗体療法8クールが終わり体調回復を待って放射線治療の段取りが始まる。
8月
放射線治療

これで今回の治療は全て終わった。
定期的に検査を受けなければならないが、
5年間何もなければ病院から解放される。

何もなければ…

前厄から始まり、踏んだり蹴ったりの本厄だった。
ぽぺこ自身だけに『厄』が降りかかってくれればよかったのに…
ちなみに後厄は放射性肺炎で苦しんだよっ。

ドンピシャで厄年に翻弄され、
よりいっそう信仰心がなくなったのは言うまでもない。