今日の○○

フィクション?ノンフィクション?

朝の散歩中。

横を走っていた車がやけにスピードを落としていた。
先にあった一旦停止で止まると、じーっとこっちを見ている。

犬が好きなんだなぁと思い、笑顔で会釈。

すると運転席の窓が開き、大きな声で「カワイイネー」と。
ウィリーは大喜びでしっぽフリフリ。
笑顔で「ありがとうございます」と返したぽぺこ。

すたすた進み、交差点を渡ってからウィリーがウ○チ。
それを片付けようとしゃがむとさっきの車が横で止まった。

全開になった窓から声を掛けてきた男性。

「このコたちカワイイネー」

嬉しくて窓に前足をかけてアピールするウィリー。
だけど、彼の視線の行く先はウィリーではなかった。


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ダイゴだ。

いつも散歩で声を掛けられ、アピール上手なウィリーが人気の的になる。
ダイゴは以前は「ぼくぼく」アピールをしたが、ウィリーがしゃしゃり出るようになってからは
後ろに下がって成り行きを見守り、さっさと歩き始める。

そんなダイゴに釘付けになっていた。

そして
「このコ欲しいんだけど、どうしたの?」
「白黒の方ですか?」
「そうっ! そのコ! 欲しいんです」
「ブリーダーさんから譲ってもらいましたけど」
「紹介してもらえませんか?」

以前も女性の方に声を掛けられた。
ずっとオールドが飼いたかったんだけど、どうやって手に入れたのかと。
片言の日本語で。
英語で喋られたけど、ちんぷんかんぷんでお互い苦笑い。

さっぱり英語がわからないぽぺこはどうにも説明ができなかった。


そして今回も外人さん。

(どうするぽぺっ また喋れなくて寂しい思いするんじゃーないのかっ)


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自問自答していると
「大丈夫です 私は日本に26年住んでます」

ぽぺ、よっぽどおどおどしてたんだなぁ。

「ボクの連絡先を渡しますから連絡いただけませんか
 今すぐじゃなくても待ってます
 ずっと大型犬を飼ってて、最近亡くなってどうしようもなかったんです
 大丈夫、怪しいものではありませんから
 よろしくお願いします」

受け取った連絡先。
はて・・・
どうしようかぁ・・・

まったく知らない初対面の人でしょ。
でも、ずっと大型犬を飼っててオールドが欲しいって言うし、悪い人なわけないっ

すぐにダイゴのブリーダーさんに連絡を入れた。
まったく知らない人だけど話をしてくれるといったブリーダーさん。
そのまま彼に電話をした。


そして夕方。
彼から連絡があった。


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「明日、行ってきます」と言う。

えっ?
えぇーーーーーっ!!

片道600キロはあるでしょーっ
そんな簡単に行こうってどんだけ行動力があるんだぁーっ

ぽぺこがビックリしていたら
「出会いは大切にしなくちゃいけない これは大切な出会いなんだよ」
と流暢な日本語で諭す彼。


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「愛を受けるには愛を与えなくちゃーいけないんだよ
 ボクはこれから愛をもらうんだからカレを迎えに行かなくちゃ」

日本人には言えないセリフもスラスラ話す。

んんーん いいねっ
素敵だねーーーっ


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明日、いい出会いが、いい縁があるといいなぁ。